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さりげなくニュース2007.6.10


   どこの国がどんな武器を所有するかで国際秩序は激変すると言われている。最近ではイランとアメリカの代理戦争でもあったヒズボラとイスラエルの戦争では軍事力が一万人程のヒズボラが十七万人を擁するイスラエル軍を打ち負かした。イスラエルが自国で開発したメルカバ重戦車五十台がヒズボラの対戦車砲で破壊された。この砲はロシア製であった。またイスラエル海軍にとってとても貴重な高速護衛艦もミサイル攻撃で大損害を受けた。このミサイルは中国製であった。死者数でこそイスラエルはヒズボラの十分の一程度であったが戦争では勝利できなかった。アメリカはアメリカ大使館占拠事件以来の実質的敗北を味わったことになる。
 武器輸出国はアメリカとロシアで世界の半分強を占めEUの主要構成国であるドイツとフランスは十五パーセントを占めている。中国の武器需要の増大を見越したEUはこの面では決して人道的ではありえない。人道的という言葉がよく当てはまるのはむしろ我国である。「武器輸出三原則」があり武器に関してはナーバスな国民性でもある。(悪いジョークとして崇高な憲法が残って国が滅んでいたという明言は耳に痛い。)
 イスラエルは核の保有国であるが、ゲリラに対しては戦争の抑止力とはならなかった。だが現実世界にあって国と国というレベルでは核を持つことによって確実に外交力にプラスに働くと見られている。インドは中国の台頭に対して核を保有することによって対等な外交関係を維持しうると考えている。 先月の三十日トルコ東部で貨物列車の脱線事故があった。たまたまその積荷がライフルやロケット砲であった。トルコ政府はそんな武器はなかったとの発表に終始した。だがそのルートはイランからシリアを経由してレバノンに運ばれヒズボラに渡っていたとは多くの知るところであった。トルコとしてはクルド人ゲリラの問題でイランの協力を仰ぐ必要上良好な関係を維持する必要があるために積荷に武器はなかったとの発表に終始したとみられている。
 イランはヒズボラを使って着々とイスラエルを倒そうと準備を進めていると指摘する向きもある。そのことはアメリカが先月の二十八日に国交断絶以来二十七年ぶりに対話を求めてきたことにイランの強気を見て取る向きもある。アメリカはイラクでのゲリラ対策はイランの協力なしには一歩もすすまない現実を見、イスラエルの望むままに悪の枢軸と規定して攻撃を宗とした方向から一転しての舵取りの転換を図ろうとしている。
 シーア派で武装組織マフディ軍を率いているサドル師が匿われ先のイランから先月の下旬にイラクに戻りスンニ派諸組織を連合してアメリカを撤退させることに動きだしたと報じられている。
 アメリカの実際的な動きとしてはアメリカが総裁を出し続けている国連機関である世界銀行がイランに融資をしてパキスタン経由でインドまでの天然ガスパイプラインを敷設することが日程に上っている。アメリカは確実にイランに譲歩している。大量破壊兵器を理由にイラクに攻め込み、今度は核の疑惑キャンペーンを敷いてイランを破壊しようと試みたが、それはアメリカの自滅行為だと認識され出しているのかもしれない。