補論
金大中が、東京から韓国本国へと拉致されたことを日本の公安が事前に把握していなかったとは到底考えられない。それに現在までにうやむやにされ続けたこと、日韓の癒着は日本政府が金大中の拉致を黙認したことから始まり、金大中の朴正熙政権への反政府活動と彼の北朝鮮との係わり合いに無縁なことではないと見られている。
中国国内をわがもの顔で跋扈する北の工作員や軍関係者からいろいろな情報がもたらされている。
横田めぐみさんは最高機密である軍需ビジネスの一部を知りうる立場にあることから北は彼女の生存説を躍起になって打ち消そうとする、という推理も成り立ちうるようだ。そうだとするならば、彼女の生存はありえることになる。