2009.9.7.29
「オバマの理想主義も板についてきたかな」
オバマ大統領はロシアを訪れて、良好な関係を築いたかに見えた矢先、
口も渇かぬ間もなく、バイデン副大統領はロシアを傷つけてしまった。
ロシアが核その他の問題でアメリカとの交渉に応じるのは、国力が低下したために
そうするのだとインタビューに答えて発言したのだ。
報道官は美辞麗句を敷き詰めて弁明にやっきなろうというものだ。
アメリカは、ロシアが富める国になることを望み、核の国際的管理を二国間で進めている。両国は良きパートナーである。そういうふうに、落としどころをきっちりとなすところは大人の国である。
バイデンの発言を訂正せずに関係を前に進めるというのは、反って、絆が深まるのかもしれない。